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循環式軽量水辺緑化システムクールパレットシステム(循環式軽量水辺緑化システム)せせらぎが生み出す癒しの屋上緑化

特徴

  • (1)軽量で導入しやすい屋上水辺緑化システム
  • (2)高い環境効果

第6回 エコプロダクツ大賞エコプロダクツ部門 エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞 受賞

(1)軽量で導入しやすい屋上水辺緑化システム

クールパレットシステムとは

薄層(60kg/m2以下)かつ高い環境効果が得られる屋上緑化システムです。

クールパネル
サイズ:800×1000×H100mm

通常10cmの水深で積載荷重は100kg/m2となりますが、クールパレットシステムでは特殊な形状のパネルを使うことで、水や植栽を含めても60kg/m2以下の軽量を実現。

既存の建築物でも、屋上緑化における水辺の採用を容易にしました。

クールパレットシステムの構造

クールパレットシステムを形作るクールパネルは、
軽量化・水循環・植生の多様化を目的とする3つのエリアから出来ています。

(1)あぜ部 パネル内でもっとも高いエリア。マット状の植物や、砂利のマットを設置します。/(2)流水部 あぜ部よりやや低いエリア。 パネルを連結すると、ポンプによるパネル間の水循環が可能となります。/(3)湿地 パネル内でもっとも低く広いエリア。水を貯めて、水辺植栽を可能にします。水深約10cm。「東京都市大学田中章研究室と協同開発」

(1) あぜ部のバリエーション

「芝生」「砂利マット」

(2) 省水設計の水循環システム

写真:水を循環させるポンプ部分貯水・循環させることにより、排水する水を低減。効率的な水利用を実現しました。
せせらぎによる癒しの効果に加え、水質を安定させる効果も生まれます。

← 水を循環させるポンプ部分

(3) 推奨植物

アゼスゲ、ミソハギ、ハンゲショウ、イグサ、ハナショウブ、セキショウ など

写真:ハナショウブ

ハナショウブ

写真:ミソハギ

ミソハギ

写真:ハンゲショウ

ハンゲショウ

施行の流れ

(1)貯水パネルを接着固定する。→(2)あぜ部にマットを敷く。湿地部に専用軽量土壌を撒く。水をはる。→(3)植栽する。

(2)高い環境効果

調査1 生物多様性への貢献

水辺の少ない都市において、水辺は生物の生息環境となりうる貴重な空間です。
水辺が点在することで、ネットワークが形成され総体として都市に新たな水辺空間を生み出すことができ、生物多様性に貢献します。

モニタリング調査結果

写真:観察された生き物

目視観察によるモニタリング調査において、
鳥類が4種、昆虫が12種観察されました。

観察期間:2008年6月〜10月
設置場所:東京都市大学 メディアセンター屋上

観察された生き物の例

鳥類: カワラヒワ、ハシボソカラス、ハクセキレイ、スズメ
昆虫類:クロアゲハ、キアゲハ(幼虫)、イチモンジセセリ、
    アキアカネ(ヤゴ)、シオカラトンボ、ギンヤンマ(ヤゴ)、
    ハイイロゲンゴロウ、キイロテントウ 他

【さらに楽しむ】メダカが泳ぐ癒しの水辺

写真:メダカ
 イメージ

クールパレットシステムの湿地部にメダカなどの生き物を放すと、
水辺の生き物たちの生態を観察する楽しみがいっそう広がります。

東京都市大学での1年間にわたるクールパレットシステム設置実験ではメダカを放して経過を観察。
夏場も問題なく成育し、繁殖も確認されました。

※成育を保証するものではありません。設置環境により、鳥・猫などによる
 捕食の可能性があります。

調査2 省エネ効果、ヒートアイランド対策効果

断熱効果

グラフ:断熱効果 (クリックで拡大)

システム直下のコンクリート面、
表層の大気温、それぞれが低い温度を示しました。

→ 室内温度の上昇抑制による省エネ効果
  (冷房費のコストダウン)
  高いヒートアイランド緩和効果

(東京都市大学 田中章研究室 との協同研究)

ヒートアイランド対策効果

グラフ:ヒートアイランド対策効果 (クリックで拡大)

クールパレットシステムの蒸発散量は
芝生の1.44倍、セダムの1.55倍

→ 周囲を涼しくする効果
  高いヒートアイランド緩和効果

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