屋上緑化実践事例・取材日記
「大阪ガス実験集合住宅NEXT21・屋上庭園」の巻

緑に囲まれた「NEXT21」

緑に囲まれた「NEXT21」では、屋上庭園をはじめ、各階のテラスが緑で覆われていますが、これら人工地盤上での植栽の基盤には、人工土壌[αベースW]を中心としたトータル屋上緑化システムが利用されています。利用されている技術とアイテムは以下の5点です。

人工土壌
「αベース」

人工土壌 「αベース」

自然土に比べ約1/3の軽さを実現した超軽量の人工土壌です。水持ちは3倍、断熱力も3倍、透水性は約100倍の能力を持っています。植物の生育に必要な有機養分もバランス良く配合し、触っても汚れたり、固まったりしません。ビルなどのリフォーム緑化に多く利用されています。写真はαベース搬入時に撮影したもので

排水層
「ホワイトローム」

排水層 「ホワイトローム」

軽量で施工性が良く、目詰まりしにくい構造を持つ排水層です。特に大規模な屋上庭園の排水層に利用されています。写真はホワイトロームを敷込んだ上に、透水フィルターを敷設している時に撮影したものです。


耐根層
「耐根フィルム」

防水層を保護する押えコンクリートに植物の根が侵入しないようにするポリエチレン性の耐根フィルムです。

地下支柱
「スーパーグランドサポート」

屋上は風が強く、中高木には転倒防止のため支柱が必要です。安全性と景観を考慮して、見えない地下支柱で樹木を支えます。樹木の形状、植栽地の状況に適した特殊対応の地下支柱を利用するケースもあります。

表層マルチング材
「ちびまるち」

国内産の天然樹皮を粉砕後、選別した小粒型のマルチング材です。水分蒸散や雑草の繁茂を防止し、化粧としての効果があります。

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