青梅市立総合病院

第11回目となる屋上緑化取材日記では、東京の西郊、秩父多摩甲斐国立公園の一部奥多摩渓谷を一望できる景勝の地に位置する「青梅市立総合病院」を訪問しました。

青梅市立総合病院パンフレット写真

「青梅市立総合病院」は、西多摩保健医療圏(4市3町1村)の中核病院として高度の医療水準を誇り、三次救急(※1)対応の救命救急センターを併設するなど重要な役割を果たしていいます。一日平均患者数は、約1,200人に達するそうです。

病院の運営においては、きれいで静かな療養環境を提供するため、様々な取り組みが行われています。その1つが、西病棟3階屋上にリニューアルで設けられた約700m2の屋上庭園「癒しの小径」です。

屋上庭園には地元の間伐材を用いたフワフワのウッドチップ舗装が敷かれ、ところどころに基点・終点がプレート表示されるなど、リハビリに活用されると共にリラクゼーション、家族の団欒の空間としても多くの患者さんに利用されています。

色鮮やかな花壇 / リハビリ用の歩行確認プレート / ピオトープ空間

西病棟は昭和54年に建てられた施設のため、屋上緑化計画においては、建物に荷重負担を掛けないよう、軽量の人工土壌「ビバソイル」や超軽量(1m2当り約60kg)で天然芝の緑化が可能な「エコグリーンマットシステム」が採用されています。

この青梅市立総合病院に屋上庭園が設けられた目的やその背景について、青梅市立総合病院 管理課 施設係長の村木晃さんに詳しくお話を伺いました。インタビューは東邦レオ株式会社 環境開発事業部の伊東 孝浩です。ぜひご覧下さい。

  • インタビュー/機能・目的から屋上庭園を考える!(青梅市立総合病院管理課施設係長の村木昇さん)
  • 青梅市立病院に最奥された屋上緑化技術について

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