屋上緑化実践事例・取材日記
横浜港大さん橋国際客船ターミナル　屋上広場の巻

【お薦め!大型客船の出航は感動的な出来事】

大型客船の出航

「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」は、７万トン（ＱＥ２）クラスの船であれば２隻、３万トンクラスの船であれば４隻の同時着岸が可能なターミナル構造になっています。

船の出港時刻が近づくと、船上のデッキだけでなく、客船ターミナルの屋上広場にも大勢の人々が集まります。見送りの方々に紙テープが投げられ、感動的な音楽の鳴り響く中、大型客船がゆっくりと出港して行きます。見送りの人々は、屋上広場の先端まで長いウッドデッキの通路を歩き、船が小さくなるまで見送ります。「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」は、送る側、送られる側、どちらも同じ目線にあり、お互いの気持ちが伝わる空間なのだと感じた次第です。電車や飛行機とは異なり、同じ出港の時間を共有できる不思議な一体感のある風景。船が今でも人気が高い理由が少し分かった一時でした。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル

取材の中でもお話しがありましたが、この「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」は、客船を主役として船を引き立てる景観に配慮されて設計されています。赤レンガパークからは、入港した大型客船を目の当たりに見ることが出来ます。横浜市港湾局のホームページにて、大型客船の入港、出港スケジュールが掲載されています。「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」へお出かけの際には、ぜひ以下のページをチェックして見て下さい。運良く大型客船が入港しているかもしれませんよ。